2016年3月24日(木)13:00~、14:30~ 第64期卒業生:123名 修了生:55名
2016年3月 平成27年度「修了式」・「卒業式」・「同窓会賞授与式」が開催されました
理工学部卒業式・修了式
理工学部全体は5号館4階アリーナにて学長、学部長、理事長等関係者列席の下、12:50記念演奏、13:00開式、14:00頃閉式となりました。
各学部卒業生代表
各研究科修了生代表
石井靖理工学部長挨拶
電気学科証書授与式
電気学科は14:30より5号館5533号室にて卒業証書・学位記授与と大学院修士学位記授与が執り行われました。
同窓会からは飯塚信市会長、柳下敏男副会長、中村保徳常任幹事、蓮村茂会員の4名が出席し、飯塚会長より祝辞と同窓会の紹介がありました。
卒業証書授与
同窓会賞授与式
同窓会賞については飯塚会長より、また協賛社賞ではアイコンテクノ(株)の金子和夫会長、(株)城南サービスの磯収二社長のお二方からそれぞれ授与されました。
(株)ウッズの林直司社長は所用で欠席された為、飯塚会長から授与されました。
飯塚会長より同窓会賞授与
金子会長より同窓会賞(アイコンテクノ賞)授与
磯社長より同窓会賞(城南サービス賞)授与
飯塚同窓会長の挨拶
飯塚同窓会長の挨拶
卒業式・修了式の祝辞
学部卒業生の皆さん、研究科終了の皆さん、さらには、今日まで、ご子息を経済的にご支援された御父母の皆さん、本日は、本当におめでとうございます。心より、御祝い申し上げます。
さて、本日、卒業乃至修了を迎えられた皆様は、好むと好まざるとに拘わらず、社会に出てからは、技術者乃至技術屋さんと呼ばれる存在となります。これは、言わば、一種の専門職のようなもので、周囲からは、特別な能力をもった存在として期待されます。
ところで、ひとたび、技術者乃至技術屋さんと呼ばれる立場になれば、「技術」という言葉の意味に由来する責任も伴います。ここで、「技術」とは、何らかの課題を解決するための具体的な手段を意味します。つまり、ひとたび、技術者乃至技術屋さんと呼ばれたならば、業務上与えられた又は自らが見つけた課題を、学科又は研究科で培った専門知識を活用して、具体的に解決しなければなりません。この問題解決能力こそが皆さんの今後の評価に繋がります。
技術者乃至技術屋さんと呼ばれるに相応しい能力を獲得するには、おそらく、今後10年乃至15年間の弛まずの努力が必要でしょう。その間、皆さんは、目前の仕事に追われ、卒業大学を振り返る余裕など、殆どないでしょう。
その間、大学と卒業生の皆さんとを繋ぐ絆となるのが、「同窓会」です。同窓会には、大学全体の卒業生を1つにまとめる「学員会」と、各学科ごとに存在する「学科同窓会」とが存在します。我々、電気同窓会は学科同窓会の1つで、60年を超える歴史を有します。
電気同窓会に入会された皆さんには、毎年、同窓会誌を通じて、皆さんが卒業した学科の現況、皆さんがお世話になった教職員の皆さんの声が届けられます。これにより、皆さんは、卒業後も、大学を身近に感じつつ、年を重ねることができます。そして、技術者として完成の域に達するころ、いつでも、同窓会の懇親会などを通じて、同期、先輩、後輩の皆さんと巡り逢うこともできます。
同窓会としては、卒業生の皆さんが立派な技術者へと成長され、いつか、電気同窓会の会員同士として、再び巡り会える日が来ることを祈って、同窓会長の挨拶とさせていただきます。
平成28年3月24日
電気同窓会会長 飯塚 信市